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ADHD(注意欠陥障害)・多動性障害と診断された子供の凄い才能?

突然ですが、「Captain Underpants」という映画はご存知でしょうか?
※日本では「スーパーヒーロー パンツマン」のタイトルでDVD販売されています。

世界で8,000万部以上を売り上げ、約30ヶ国で翻訳もされている絵本(児童文学書)で、映画化もされているスーパーヒットのキャラクターです。
Netflixでも配信され出したので、子供達の間で話題になっています。小学生のジョージと親友のハロルドを中心に話題が展開されますが、彼らの描いたパンツマンはドジで、少しお下品なネタも多い番組です。

常識的ではないという理由で、読書禁止、視聴禁止になった学校も多数ある事が話題になりました。

※日本でも国民的アニメになりつつある「クレヨンしんちゃん」がその昔、子供向け番組なのに幼稚園生がナンパする、下品な事を言うとかで問題になる事もありましたね。

「Captain Underpants」も男の子が好きそうなネタが多いのですが、女の子にもファンが沢山いるとか。

日本では今、おしり探偵やかいけつゾロリにハマる小学生も多いので、大ヒットしそうな気がします。

また2019年4月には著者であるデイブ・ピルキーさんの別の絵本「ドッグマン」の日本語版が発売されました。頭のいい警察犬と悪さばかりの宿敵の猫のピーティの物語です。ドッグマンもアメリカで累計発行部数2,300万部というので、著者は物凄い才能を秘めています。

アニメもさる事ながら、もっと興味深いアナザーストーリー

それほど子供達に爆発的人気を誇り、大人も交えて議論が出る「Captain Underpants」や「ドッグマン」ですが、私達教育に携わるものとして、とても重要な別のアナザーストーリーがあるのです。

そのストーリーは、著者であるデイブ・ピルキーさんにあります。

デイブ・ピルキーさんはADHD(注意欠陥障害)や多動性障害と診断され、学生時代は注意散漫という理由で毎日廊下に座らされていたとか。日本でも廊下に立たされたりとかありますが、海外でも同じ文化がある国や学校もあるのですね(*^^*)

学校には馴染みづらかったデイブですが、幸いなことに彼には優れた才能がありました。
それは絵を描くことと、ストーリーを考えること。

ドッグマンは「小学生が描いた漫画」という世界観で作られた作品ですが、実際に廊下に出されていた時に先生の目を盗んで漫画を描いていたそうです。大人が読んでも面白いのですが、やはり子供の感性は子供に通じるみたいで、子供達が喜ぶポイントが沢山詰め込まれています。

人を夢中にさせる才能を持っているって凄いです。
そしてその才能を潰さずに活かして、今この時点でも沢山の人を笑顔にして活かし続けているって本当に凄いです。

どれだけの周囲の理解が必要だったでしょうか。

どれだけの周囲の雑音に耳を貸さずに、自分の才能を磨いたのでしょうか。

私には知る由もありませんが、そんな私にも言い切れる事が一つだけあります。

全ての子供には才能がある!!

デイブ・ピルキーさんの様に世界で活躍できる人は一握りかもしれませんが、どんな子供にも人よりは優れている才能があると信じています。

それがいつどこで花開くかは誰にも分かりません。

子供達の身近に大人達が目の前の子供の才能や未来を信じてあげないと誰が信じるのでしょう。

デイブの担任の先生が廊下に出した気持ちも分からないではありません。集団生活である学校で場を乱す言動があれば何かしらの注意をしないいけないのも指導者の役目です。しかし、その子にどんな才能があるのか?どんな事を考えて、何に興味があるのか?を興味を持って接する事が最重要だと考えています。

多くの人は子供の欠点には目がいきやすいですが、長所や才能には中々目が向きづらいのが現実です。

私自身も、今になって小学生の頃を振り返ると、自分の事が周囲と違うなとか、担任の先生から毎学期の通知表で「落ち着きがありません」と手書きのコメントをもらっていたな、と思い出します。集中力散漫や多動な面の自覚もあり、授業の後半になってくると、なぜみんなは落ち着いて静かに座り続けていられるんだろう、と不思議でした。当時、私自身にも理解者は少なかった様に思いますが、その分そういった子ども達の気持ちはとても理解出来る様になりましたので、看護師になり、そして今この仕事に付いている次第です。人生何が武器になるか分かりませんね。

私達教育者や大人が意識しないといけない重要なことは、自分の考えや価値観を押し付けないことです。今から30年前に今の時代を予測出来た人は殆ど居ないという検証結果がありました。よく考えるとインターネットの発展、スマホの登場やSNSの発展、医療技術の発展、コロナなどの伝染症など想像できない事ばかりです。

人口統計、気温変化などは予測出来ても、トレンドや価値観の変化、技術の進歩などは読めない中で、現代を生きる私達大人達が目の前の子供に教えてあげられる事は、あなたには才能がある!、人生は明るい!、楽しい!という事、そして親や友達、そして自分を大切にしよう!という不変の真理だと思っています。

今の価値観も時代の変化と共に変わります。

しかし時代が変わっても、変わらない大事な事も沢山あります。

私達ナーシングでは、その子の個性を認め、才能や能力を伸ばしてあげたいと考えています。

未来のデイブ・ピルキーさんを見つけ、ナーシングで育てるぞー!

おーーーーー!!!

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