COLUMN コラム

ナーシングで働く児発管・サビ管の思い
ナーシング有松校 2020.11.10

僕たちがお子様への支援で【一番】大事にしていること

僕たちがお子様への支援で【一番】大事にしていること

それは、障がい児から障がい者になった時に
【自立した生活が送れること】。
つまりは、18歳からそれ以後の生活を活き活きとした生活を送るということ。

その為には、自立課題などの活動を通して自立を育て、バックワードチェイニングの手法を活用してスモールステップで自己肯定感を育み、障がい特性を理解した上で、偏りに寄り添った支援を行います。

そしてなによりも自立した生活を送る為に大切なこと。
【困っている時に困っています助けてください。手伝ってください】と、伝えることができるようになる支援です。

皆さんは、『はじめてのおつかい』という番組をご覧になられたことはあるでしょうか?
生まれて初めて一人で、おつかいに挑戦する子どもたちの番組です。
おつかいの中で様々なトラブルを通して子どもの自立を応援する番組です。

実は、年間約100人の子どものおつかいを撮影しているそうです。
しかし、実際に放送されるのは1/10程度となっています。

約9割の子どもは、おつかいが達成できず、約1割の子どもが達成できている。
では、達成できている約1割の子どもは、どうして達成できているのか?

よく見ていると、達成できている子どもは、おしゃべりさんが多いです。
実は、これが達成できる要因の一つとなっていると思われます。

道に迷った際に「〇〇屋さんはどこですか?」と近くの大人に訊き、店内では「お肉どこですか?」「パパの大好きな〇〇はありますか?」 など、今、自分がしたいこと、欲しいものなどを大人に尋ねるのです。

お金の計算ができなくても、店員さんにお財布の中のお金を渡し、お釣りを財布の中に入れ、商品と財布をちゃんと持って帰れば、おつかいが達成されるのです。

発達障がいの診断を受けたお子様も『はじめてのおつかい』同様に困っていることを相手に伝え、手助けして貰うことで自立は可能となるのです。 パニックになることや自傷行為や他害行為も減少していきます。

自立とは何も全部ひとりでできなくても、困っている時に「困っています。助けてください」と伝える事ができ、「ありがとう」が伝えられれば良いのです。

事例等は、又の機会に書かせて頂きます。