厚生労働省の検討会から障害福祉の時代を読む
私達ナーシングでは厚生労働省の障害児向けの検討内容や方向性を理解し、業界の課題の把握や保護者のニーズの理解に努めています。
障害児入所施設には大きく分けて「福祉型障害児入所施設」と「医療型障害児入所施設」の2種類があります。ナーシングは福祉型障害児入所施設の放課後等デイサービスに分類されます。
大きく5つの機能から見て、福祉型障害児入所施設には課題があります。
①発達支援機能から見て、ケア単位の小規模化の必要性が出ています。手厚い支援を可能にするにはケアの小規模化は必須です。行政の助成次第ではありますが、当施設でも中期的には対応を視野に入れています。
②自立支援機能から見ると、早期の退所後の支援に取組むための関係機関との連携を担うソーシャルワーカーの配置促進 も課題になりそうです。ナーシングでは桶狭間病院(藤田こころケアセンター)様を筆頭に、各種専門機関様と連携を取り、万全の体制を整えていきます。
その他、下記のニーズがありますが、私達も意識して、利用者の方のニーズに応えていきたいと思います。
③社会的養護機能
・心理的ケアを行う専門職の配置及び職員に対する更なる研修の実施
・児童相談所との連携
・保育所等訪問支援等による障害児入所施設から児童養護施設・乳児院への専門性の伝達
④地域支援機能
・障害児等が抱える課題解決に向けて必要となる支援について総合調整の役割を担うソーシャルワーカーの配置促進
・障害児の代替養育として委託されている里親、ファミリーホームの支援
⑤その他の項目では地域連携などが書かれていますので、下記をご参照に。
【参照】
厚生労働省の検討会の報告書
https://www.mhlw.go.jp/content/12204500/000593530.pdf
変えるものと変えないもの
私達の変わらない想いは、お子様たちの自立であり、生涯を安心して過ごせるための環境作りです。
一気通貫で、就労支援、グループホーム施設の運営も見据えつつ、保護者の方のニーズに応えていきます。
しかし、定期的に制度変更があるものには対応していかなくてはいけませんし、地域に小規模施設や重度障害児の受入先が少なければ私達は積極的に展開していくつもりです。
そして、多店舗展開を進める中で、発達段階や、支援の必要度に分けた店舗運営を行なっていきたいと考えています。
今の事業体も重要ですが、時代の変化に適応していかなくては障害福祉事業所も厳しい時代です。
変化をせずに会社を倒産させてしまったら、保護者の方にも職員さんにも顔向けできません。
そうならないためにも、ナーシングではMISSION/VISION/VALUESを大事にし、共感して頂ける仲間と運営していきたいと思っています。
上記に記載した行政の流れを読むことも重要だと感じています。
働き方も時代の流れを読む
時代は働き方改革が叫ばれ、女性の社会進出促進、テレワーク、時短勤務、副業促進などがトレンドでしょうか。一昔前と違って、より個を重要視する働き方が望まれるようです。
弊社でも、女性にはどんどん役職を上げて頂き、管理職を目指して欲しいと思っています。しかし、子供が小さいから時短勤務が良いというニーズも理解していますので、産休・育休と合わせて時短勤務は導入していく方向です。
ナーシングの理念に共感していただける素晴らしい職員さんが、長くやりがいを持って働いていただける環境作りに、会社として全力で取り組んでいきたいと考えています。
テレワークは私達の業種では難しいのですが、それでも一定の時間では可能だと考えています。Teamで働きやすい環境を整えていきます。
一緒に時代にあった働き方を作って頂ける方を募集していますので、求人ページをご覧いただけたら嬉しいです。
求人ページはこちらから
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https://nursing.co.jp/recruit/